| 冬物のお手入れはシミ抜きをすることも多いですね。シミには4つのタイプがあり、それぞれシミ抜きの方法が異なります。すべてに共通した注意点は、水や洗剤を付けてたたく時に、周りから少しずつたたいていくこと。中心から外にたたくと輪染みの原因になります。また素材を確認しておくことも大切です。
・水溶性=果汁、しょうゆ、コーヒー、ケチャップ、インク、血液、汗、尿など
シミの下に白いタオルを敷き、水を含ませたシミ抜き棒(※)でたたきながらタオルに汚れを移します。シミの色がタオルに移ったら、徐々に場所を移動していきます。水だけで落ちない時は、シミに石けんを少し付けて、水を含ませたシミ抜き棒でたたきます。
※シミ抜き棒…割り箸の先に脱脂綿を入れててるてる坊主のようにガーゼをかぶせて輪ゴムで止めたもの。自宅で手軽に作れます。
・油性=油、マジック、クレヨン、バター、チョコレート、口紅など
下にタオルを当てて、台所用洗剤を少し付けて、水を含ませたシミ抜き棒でたたいて落とします。丈夫な生地ならば、歯ブラシでこすってみましょう。それでも落ちない部分があれば、いったん洗剤を落として、ベンジンをつけて落とすのも有効です。
・水油混合性=乳製品、マヨネーズ、ドレッシング、カレー、ミートソースなど
水溶性と油性の落とし方を併用して行います。ベンジンで油性のシミを落とせるだけ落としてから、石けん+水を含ませたシミ抜き棒で水性のシミを落とします。デリケートな素材の時はコップ半分の水に台所用洗剤を2?3滴垂らした液を使うと、繊維にやさしくシミを落とせます。
・不溶性=泥、墨汁、サビ、カビ
不溶性のものはあまりいじらずに、クリーニング店で相談するのがよいでしょう。
春の気配を感じたら、秋冬もののお手入れを早めに済ませましょう。カラっと乾燥した日を選ぶと、仕事もはかどり心も軽やかにしてくれそうですね。
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